数週間前に、ダブリン国際文学フェスティバル(International Literature Festival Dublin)の一環として行われるトーク・イベントに出演する日本人作家の通訳者求む、との依頼があり、私自身は結局その仕事には縁がなかったのですが、出演される作家さんは川上未映子さんとのことでした。海外文学好きで、日本の、それも現代小説には疎い私は、恥ずかしながら川上さんのお名前さえも知らなかったのですが、調べてみると芥川賞受賞...
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私の日本滞在中に発売されたこの記念切手。ひと目見てこれは買わなきゃ!と即オンラインで購入、昨日帰宅すると届いていました。なんと、アイルランドが誇る「アイリッシュ・ブレックファースト」の記念切手。可愛くて、そして、美味しそう~😋→An Post - Special issue stamps - Irish Breakfastsフライパンにのった熱々の「フライ(Fly)」ことフル・アイリッシュ・ブレックファーストと、ブラウンブレッド&ソーダブレッドとティ...
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昨日は信州上田の実家から東京へ日帰り出張。年に2回、春と秋に恒例のTHE MUSIC PLANTさん主催のイベント、「春のケルト市」で講演をさせていただきました。過去数回のケルト市はオンライン出演でしたので、久しぶりに3次元の会場へ。以前にアイルランドをご案内したお客様にも、これから渡航予定という方にもたくさんお会い出来て嬉しかったです。皆さん、ありがとうございました!講演タイトル「牛とじゃがいもとアイルランド移...
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先日再読したモンゴメリ作『エミリーはのぼる(Emily Climbs)』(村岡花子訳・新潮文庫、第21章)に、「血はいかなるときにも水よりも濃い(Blood is always thicker than water)」という、古くからの諺を引用した一文がありました。しきたりを重んじる厳格な伯母に育てられる少女エミリーは、旧家マレー家の一員として周囲の人々から一目置かれるも、時に妬まれたり、気位ばかりが高いと揶揄されたりすることも。マレー家の誇り...
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ダブリンのシティセンターに、ニット好きなら心ときめく素敵な毛糸屋さんがあります。その名もディス・イズ・ニット(This is Knit, South William St. Dublin 2)。ファッション、小物、カフェ、レストランなどが集まるパワーズコート・タウンハウス・センター(Powerscourt Townhouse Centre)の一角にあります。店の入り口。パワーズコートはタウンハウスの名の通り、もともと貴族の町屋敷だった建物。18世紀にウィックロウのパ...
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